大山のぼった。鳥取にある百名山。
ビンタフェチのNが終電でやってきて、深夜に大阪を出発。中国道、米子道に乗ると3時間ちょっとで大山につくそうなのだけど、高速代をケチって下道で行った。うねうねする山道をピューと走ること5時間ほど?、途中すこし仮眠したけれど、大山に着く前にはグロッキーになってしまった。
朝は、鳥取に踏み入れると必ず目にするコンビニ「ポプラ」で弁当を買って食べる。ポプラのお弁当売り場は、おかずだけが並べてあって、それをレジに持って行くと、お店で炊いたご飯を別の容器に大盛り入れてもらえる。ご飯ふっくらしてて美味しい。関西にももっとポプラがあればいいのに。
運転疲れに眠気、寒いし、お腹パンパンの状態で、朝の7時大山入り。大山情報館の駐車場に停める。
車は殆どとまっておらず、大山情報館も8時からでまだ開いてなかった。
大山って観光地でひらけてるなーと思った。お土産屋さんらしきお店がたくさんある。
登山届を書いて出発。紅葉ははじまりかけ。
コースがクネクネしておらず、山頂に一直線の道だから、すっごく速く登れちゃう。
◯合目の看板が次々でてくる。階段は急だけれど。
天気が悪くて風景を楽しめなかったのだけれど、ここからの展望は「すごい!!!」って2人で声をあげた。行者谷コースとの分かれ目の場所で、綺麗な紅葉の向こうに、土石流が流されたような、天然のダムのような光景。写真うまく撮れず。
7合目で視界がなくなる。なーんにもみえない。
風がゴウゴウと吹いて、ミストっぽい霧だらけ。マイナスイオンなのか。
景色を楽しみにしていた木道もご覧のとおり。
これはこれで、異世界へ続く道のようでかっこ良かったけれど。
ビンタフェチのNが霞む。
避難小屋がうっすら見えたけど素通りして山頂へ。
2時間ぐらいで登れた。
何もみえないし、とっても寒いので、駐車場で拾った1人1石運動?の石を置いてから、すぐに小屋に避難。
小屋の外の温度計は2度。めちゃくちゃ寒い。プルプル震える。
UCCコーヒー博物館で買ったコーヒー飲んで、羊羹食べて、豚汁うどん食べる。
コーヒー、入れたそばからすぐ冷めた。
寒いの我慢して、なんとか小屋を出発し、下山。
下りはたくさん人とすれ違う。悪天候なのに登山者多い。
登山口あたりをフラフラしていると、妖怪天井!のような看板があり、つられて入ってしまった。
圓流院。
看板をみて想像してたのとぜんぜん違う!豪華!妖怪だらけ!素敵な絵も飾ってある。
ほんとに天井が、ゲゲゲの鬼太郎の妖怪。
お坊さんがとっても優しくて、「参拝したら足を伸ばして寝転んでいいよ。ごゆっくり」というもんだから、居座ってしまった。
妖怪は自然の精らしく、人間が怠けたりするのを戒めてくれているのだとか。
「えを画いて下さい」とあったので、かいちゃった。
「え」の妖怪。つまさきも「え」になってるというこだわりよう。
われながら、上手くかけたと思う。カワイイ。
圓流院でのんびりした後は、モンベルの服着たまま、モンベル大山店に行き、足湯に浸かり、おみやげをみて、昼ごはん食べて、皆生温泉に入り、仮眠して、下道で帰ろうとするも、途中から諦めて高速に乗ってしまった。
結局、大山は雲に隠れていて、登ることは登ったものの、どんなかたちの山か全く見ることができなかった。伯耆富士、みたかったのになー。
山に登ったことよりも、運転している時間のほうが遥かに遥かに長かったのでした。
[大山登る]完了。
大山町観光サイト:http://www.daisen.gr.jp/
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