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大人の夏休みの宿題、ボールペン字練習帳。

DSC 4687 大人の夏休みの宿題、ボールペン字練習帳。

N氏と本屋さんをふらふらしていると、学習参考書のコーナーに惹かれた。小学生のとき一生懸命やった、漢字ドリルに計算ドリル。懐かしいよなあ、と思い出に浸る。難しくて挫折した分厚い自由自在の本や、歴史や地理の穴埋めドリル。眺めているうちに思った。大学生でも夏休みの宿題したい!と。

夏休み終盤にまとめて書いた一行日記、子供ながらに必死につじつまを合わせようとした苦悩。漢字の書き取りが多すぎて、早く終わらせるために部首をわけて先に書く背徳感。今思えば絶対にバレている先生への言い訳。

小学生には戻れないけれど、純粋に宿題に没頭する日々をもう一度感じたい!、というわけで、夏休みの宿題、大人バージョンをすることにした。

かといって、小学生の漢字ドリルをやるわけにも、百ます計算するにも、易しすぎて刺激が足りない。そこで選んだのは、「ボールペン字練習帳」。

数多く並んでいる「ボールペン字練習帳」の中から選んだのは、ユーキャンのやつ。書き取りの分量が多くて、ユーキャンって有名で、550円と安かったからだった。ただ、実際にいろいろな本をみてみても、どれもたいして違いがあるようには感じられず、とりあえずやりやすそうなものを一冊終わらせるべきだよね、となった。

さっそくコンビニで一番一般的そうなボールペン買う。「書きやすすぎるボールペンだったら、練習にならないよね」との考えだったけど、実際は書きやすいボールペンの方がいいらしい。

DSC 4725 大人の夏休みの宿題、ボールペン字練習帳。

本を開くと最初には、〈きれいな字を書くコツ〉のページがある。そこには、縦線や横線をちゃんと引く練習がついている。お手本と同じように思い通りの線を書くためらしい。ああ、小学生の頃って、字が下手というより、実は、自分の手が思い通りに動かなかったんだなって気づいた。なかなか衝撃的。

本は100ページほどあって、初めは「ひらがな」の「こ」から。

これが面白い。「こ」って「に」にも「た」にも「ほ」「き」「も」「ま」にも入っている。「こ」を上手くかければ、「に・た・ほ・き・も・ま」にも応用できる。そんなこと今まで意識したこともなかった。気付きがとっても多い。

実際に書き始めると、すぐにゲシュタルト崩壊。自分が何を書いてるのかすぐにわからなくなる。「に、に、に、に」って書くと、「しこしこにしか見えへんよな」と言い合って、ペンを持つ手がプルプル。男3人とも二十歳を過ぎていても、脳みその中は全員小学生だった。

そんな感じで、男3人、カフェの机でひらがなを書いていると集中しちゃって、すぐに1時間半がたった。「うわ、久しぶりにこんな集中したかもしれん」という感じ。単純に文字を書く作業って、楽しい。

漢字ドリルをしていた小学生の頃にも、感じていなかったのか、忘れているだけなのか、集中する心地良さがすごい。「あのころにも、字を綺麗に書く目標をもってドリルしていれば、今頃、超綺麗な文字なのに勿体無いなー」と思いながら解散。

DSC 4723 大人の夏休みの宿題、ボールペン字練習帳。

もうすぐ始めて10日目で、7割終わった。字が上手になった実感がある。手紙が書きたくなった。

綺麗な字というと、思い出すのが鹿児島の知覧特攻隊記念館。特攻で飛び立つ若者の手紙はどれも物凄く綺麗な字で、悲しくなるほど印象的だった。昔の人ってなんであんなに字が綺麗なんだろう。

たった550円で小学生の頃を思い出す、夏休みの宿題、おすすめ。8月中に終わらせようと思う。

 

追記:

8/29にボールペン字練習帳やり終えました。

・それぞれの字を書くコツがわかって、気にしながら丁寧に書くようになった。

・走り書きのときは、依然として汚い字のまま

・縦の中央線、横の中央線のバランスを気にするようになった。

・筆ペン好き。思い通りにいかないけど、書いてて楽しい。

・書道習いたい。

・手紙書いて文通したい。ロフトで便箋と封筒と封シールを買った。

・もう一冊やりたい、『簡単ルールで一生きれいな字』が評判よさそうなので買おうと思う。

結局は、お手本の綺麗な字と自分の字の違いへの気付きと、その気付きを意識しながら丁寧に書く練習をして、気付いたコツを習慣に落としこむことが、綺麗な字への上達方法だと思った。だから、綺麗な字を書くコツがたくさん載ってて、練習するところが多い練習帳がいいのだと思う。

ボールペン字練習帳終わらせる]完了。