然別湖コタンへ行ってきた。とってもいいところだった。
然別湖へは、札幌からスーパーとかちに乗って帯広まで2時間半、帯広から拓殖バス(然別湖までは冬期は無料らしい)に乗って1時間40分、合わせて約4時間半〜5時間で着く。長旅。
朝8時、なにかと話題のスーパーとかちに乗った。札幌から帯広までは特急券も合わせて自由席6700円する。
窓の外は雪で真っ白で眩しい。こんな経験、関西ではない。
北の国だった。トンネルも少なくて、町や山、雪原と景色が楽しい。だけど、2時間半もずっと座っているとと、さすがに飽きてきた。
なにがいいって、雪まみれのホームもさることながら、駅員さんの格好なのです。銀河鉄道に出てきそうな、長い真っ黒で金色のボタンのコートを着て、電車を誘導するその姿、しかも背景は雪なのだから、惚れずにはいられません。
帯広バスターミナルから、拓殖バスに乗る。カッコイイ。
然別湖着。寒さが心地いい。耳は痛い。
山道雪道なのに、こんなところまで車で来るんだなあ、北海道の人はすごいなあと思った。
車は雪まみれで、もはやナンバープレートなんて意味なし。
然別湖の湖畔には2つのホテルがあり、その目の前が、然別湖コタン。
ものすごい透明度で透き通った氷は、然別湖の氷を切り出したもの。壁や天井は、箱に雪と水を混ぜて凍らせたブロックだそう。
めっちゃキレイ。
この先は全部凍った湖。
イグルー作っていた。泊まれるそうだ。
中はこんな感じ。寒そう。
吹雪いてきたのでホテルへ帰還、昼食食べた。
昼ごはん食べ終え、スノーモービル体験した。2周(15分ぐらい?)1500円。
ヘルメットと手袋を借りる。
マリオカートみたい。
レバーを押すと進む。原付みたい。
わりとスピードが出る。
目印の木を頼りに進む。
曲がるのムズカシイ。
寒さを忘れるテンションの上がり具合。楽しかった。
でかいのに抜かされた。
スノーモービル終えると晴れてきた。
ピカピカである。
風が吹くたび、雪が舞う。
スタンプラリーして村民証をもらった後、
ホテル風水に戻って、お風呂に入り、晩ご飯食べる。
ホテルでは、餅つき大会していた。きなこ餅いただいた。
夜の然別湖コタンへ。
アイスバー。もはや芸術的。
建物?の中は、外が暑くても寒くてもだいたいマイナス8℃に保たれているそう。
アイスホールではゴスペル。
みんな手袋をしてるので、拍手がパチパチパチではなく、ボスボスボスだった。
氷のグラスでカクテルを頂く。
なんともキレイ。おそらく、この上なくキンキンに冷えたカクテル。
純と蛍がいた。
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翌朝は6時前から、早朝の森ウォーク。
ウェアに長靴、スノーシューかりた。
「13℃です」と言われる。もちろんマイナスの方。
初スノーシュー。
夜明け前の薄暗い森を歩く。
雪は80センチぐらい積もっているらしい。
新雪のところを歩くとズボっと膝まで埋まる。スノーシュー履いてても。
ヒンヤリ静かで透き通った空気。
静かーにしてると、鳥のさえずりだけが時折聞こえる。
座ったり、寝転がったり。
温かいコーヒーいただく。めっちゃ美味しい。
だんだん明るくなってくる。木の間から見える山がピンク色に染まる。
動物には会えなかったけど、足あとはたくさん見れた。
これはウサギが何かしらトラブった跡らしい。
一時間の散歩終了。
夜明けの湖へ。
晴れ晴れしていた。
移動は長かったけれど、景色は綺麗、温泉は気持ちいい、然別湖コタン素敵で、とってもいいところだった。
スノーモービルと森のガイドウォークはすべきだと思う。
夏にも行ってみたい。今度はカヤックしたい。
・然別湖コタン : http://www.nature-center.jp/kotan/
・しかりべつ湖ネイチャーセンター : http://www.nature-center.jp/
・ホテル風水 : http://www.hotelfusui.com/
・拓殖バス : http://www.takubus.com/
とてもいいところでしたね。
ここへ行こう、と言った人のセンスが伺いしれます。
関西から飛行機遅延で丸一日座りっぱなし、翌日にスーパーとかちも拓殖バスも座り続けた、わさごにょ氏の体力と忍耐力こそ賞賛に値します。
綺麗ですねぇ!
綺麗でした!遠かったですが、また行きたい場所です。
特に、夜明けのヒンヤリとした雪道を散歩するのは、とても気持よかったです。