マンボウを観察するべく海遊館へ行ってきた。
大阪駅から市営地下鉄を本町で乗り換え、大阪港で下車。「OSAKAかいゆうきっぷ」を買っていたので、市営地下鉄なら入場券込みの2300円(実質電車代300円)で、その日何度でも乗り降りできてお得。
平日にも関わらず、なかなかの人。
いきなり吊り下げられたレタスに群がる魚に遭遇。
イグアナがいたり、カピバラさんがいたりする。
海遊館ガイドのお姉さんいわく、すごい勢いで体中を掻き毟っているラッコは、ひとつの毛根に毛が60本も生えているのだそう。フサフサな毛根欲しい。このラッコたちは昔、水槽のガラスで貝の殻を割ろうとしたらしく、今では貝の中身だけ与えられてる。貝をコンコンできないから、ストレスが思いのほか溜まって、体中掻き毟っているのであろう。かわいそうに。
狭い水槽の中、気が狂ったように泳ぐイルカや、
海遊館の目玉、ジンベイザメも。こんなにでかいのにアジを飲み込んだら喉につかえちゃうから、オキアミやエビしか食べない。意外と繊細。
ついにマンボウ!
本当かどうかわからないけれど、
マンボウの体には奇声虫がたくさんはりついていて、その奇声虫を振り落とすために、勢いよくジャンプして海面に自分の体を叩き付けようとしてその衝撃で死んじゃったり。海面にからだを横たえてたら、鳥につつかれて化膿して死んじゃったり。ぷかぷか浅瀬を泳いでたら岸に打ち上げられて死んじゃったり。水中深く潜ったら水温差で死んじゃったり。人間が触ったら体に手のひらの型がついちゃったりで、3億個も卵を産むのに、大人になるマンボウは2、3匹らしい。
とにかくめちゃくちゃ動きがゆっくり。きれいな魚!って感じではなく、荒れ放題の皮膚。1匹しかいないけれど、水槽の近くまで近づいてきてくれる。
このペンギンがうんだ卵は、場所が狭くて割れる可能性があるから、すぐに飼育員さんに偽物の卵に代えられるそうだ。このお腹の下が膨らんでる母ペンギンは、そうとは知らず偽物の卵を足下で温め続けているペンギン。産まれそうになったら本物の卵をもどすそうだけど、知らずに一生懸命なペンギンなんかかなしい。
ガイドツアーにも申し込んで海遊館を2周見て回ったので、歩き疲れた。
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海遊館:http://www.kaiyukan.com/index.html
マンボウキモイねん。
マンボウかわいいわ!