リヤカーでお引越した

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町家でルームシェアに飽き飽きした僕は引っ越すことにした。

1ヶ月2万円と言えども、夏は熱中症でうなされ、冬はシモヤケに悩まされ、とても窮屈な和式便所という劣悪な住環境には辟易したのだ。また一人暮らしだー、自由だーと思いつつも、家賃は倍、敷金や火災保険で諭吉さんが財布から多数飛び立った僕には、引越のレンタカー代も残されてはいなかった。

そこで、ふと頭によぎったのは、リヤカーを引いて中国を旅していたドイツ人のネットの記事であり、そして、大学に多数リヤカーが放置してあるよんという友人N氏の助言があり、ALL WAYS 三丁目の夕日の感じに浸りたい気分になった僕は、リヤカーでお引越することにした。

幸い、「自らの持ち物を極限まで少なく」という旅人的生活心得に憧れていた痛さの名残と、また、ルームシェアメイトに家電などはおんぶに抱っこだったため、運ぶ荷物は少なかった。(布団は自転車で運んだ。)

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N氏はリヤカー引越を手伝ってくれた。世界遺産下鴨神社の糺ノ森を通過の図。

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鴨川を渡るリヤカーと、向こうからくる三輪車に乗った子供に注意を促す父親の図。橋を渡り終えた先には交番がある。

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交番には誰もいなかったおかげで難所をクリアするも、出町柳商店街で冷ややかな視線を浴びた。

結論:一人暮らしのお引越しはお金を借りてでもレンタカーでするか、赤帽に頼むべきだと思う


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